男子テニス、ウィンブルドン4回戦でスペインのラファエル・ナダル選手が接戦の末、おしくも負けてしまいました。
それ自体もニュースなのですが、試合後の態度に賞賛が寄せられているそうです(くわしくはネットをみてね)。
テニスに限らず、スポーツでは自ずと日本選手を応援してしまうのは、私だけではないでしょう。
日本人に限らず、どこの国の人も少なからず自国選手を応援する傾向があると思いますが、だからこそ国境を越えて多くの人から応援される、支持されるスポーツ選手は、ほんとスゴイなと思います。
体力・能力、技術だけでなく、人間として精神的に優れていると認められた一部のスポーツ選手が一般的に世界中から愛されているように思えます。
さて、そんな偉大なスポーツ選手をみると、ついつい考えちゃうんですよね。
「精神的に優れているから偉大な選手になったのか、偉大な選手になったから精神面が優れてきたのか」
そうです、卵が先か、鶏が先かってやつです。
獣医師も同じですよね。
誰からも尊敬される、素晴らしい獣医師を未来の獣医師には追い求めて欲しいのですが、どっちが先だと思います???
獣医師になってから精神的に成長すれば良いのでしょうか?
獣医師になる前から精神的に成長するよう努力すべきでしょうか?
おそらく、どちらのパターンもあるんだと思いますし、どっちも正解だと思うんですけど、個人的には「獣医師になる前から精神的に、人間的に成長するよう努力してほしい」と思います。
獣医学の知識も大事です。
獣医師としての技術も大事です。
でも、人間性が問われる獣医師を世間の皆様は求めていないと思います。
獣医師になってから、自分の愚かさに気づき、改めることもできますが、できれば獣医師になる前から気付いてほしいものです。
人間として精神的に成長するのも勉強だと思う今日この頃です。
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