お願いごと

さて、今年も残すところ後わずかとなりました。

 

受験生にとっては来年まで何日というよりも、国試まで何日という感覚の方が強いでしょうか?

 

世間一般的には大みそかから三が日にかけて、神社仏閣に参拝に行かれる方が多いかと思います。

 

国試受験生にとっても、やはり神様、仏様にお願いしたいことがあるかと思いますが、そこでアドバイスです。

 

「合格しますように」はやめましょうね。

 

神様、仏様に国試に合格できる実力がない受験生の実力をあげる力など、あるわけないじゃないですか。

 

そんな、無茶なお願いしないでください。

 

された方も困ると思いますよ。

 

少しは、神様や仏様のお立場ってもんを忖度して差し上げましょう。

 

じゃあ、適切なお願いは・・・と考えると、自然とこうなるはずです。

 

「合格できるように、自分で努力しますから、試験当日に実力を発揮できますように」

 

こんな感じでしょうか。

 

合格する実力があっても、試験当日にインフルエンザ、ノロウイルス、花粉症、腹痛、頭痛などなど挙げたらキリがありませんが、こういったトラブルに見舞われたら、やはり実力をすべて発揮するのは難しいでしょう。

 

だとすると、神様や仏様にはフェアにやっていただいて、単純に実力通りに決まりますように、とお願いしようじゃありませんか。

 

だって、実力ない人を合格させるようなことをしてもらったら、裏口入学じゃないですが、そりゃ理不尽すぎますよ。

 

受験生がお願いすべきは、実力をあげることではなく、実力がすべて発揮できますように、が良いと思うんです。

 

ちなみに、これ、合格者の精神的状態のお話ですからね。

 

お願いする本人が一番わかってるんですよね、自分がどの程度にいるのか。

 

合格するレベルにいる人の精神状態としては、前述したようなお願いになるんだと思います。

 

ぜひ、大みそかや三が日には、勝者の精神状態で参拝に行ってもらいたいと思います。