謙虚な気持ち

阪大の出題、採点ミス。

 

当然ですが、もめてますねえ。

 

そりゃ、そうだ。

 

受験生にとっては、笑って済ませられる問題じゃありませんから。

 

予備校教師などの再三の指摘があったにもかかわらず、正しい、間違いはないと作問者は言い張ってたみたいですが、今となっては自分の間抜けさを最大限に露呈して、恥ずかしいったらありゃしないでしょうね。

 

でも、似たようなことが起こってるかもしれません。

 

結構、国試の問題ミス、農水省に指摘してるんですけどね。

 

いたって正しい、間違いはないの一点張りで、覆ったためしがない。

 

なんか似た話で、いつか大ごとにならないと良いのですが・・・。

 

大きな声じゃ言えませんが、私も結構人生かかってる問題をつくってきています(模試じゃありませんよ)。

 

そりゃあ、プレッシャー半端ないです。

 

ひどいときは全問題の半数が私の作問だったときがあって、そりゃあ緊張しましたよ。

 

受験者は落ちたら、資格もらえないんだし。

 

不適切問題つくったんじゃないか、気づいていないミスしていないかと・・・小心者ですからね(笑)。

 

もちろん完璧な人間なんていませんから、教授や先生って言われてても、当然いつかミスします。

 

だからこそ、自分のミスに気付くには「自分がミスすることがあることを認める」という「謙虚さ」だと思うんですよね。

 

今回の阪大の件の作問者には、この謙虚さがまったく感じられませんし、謙虚さがあればもっと早く気づけたはずです。

 

たかが予備校教師の指摘・・・みたいにバカにしてたとこがあったんじゃないでしょうか。

 

農水省や出題委員にも思われてるのかな?

 

たかが、いち獣医師の指摘ごときが・・・なんてね(笑)。

 

ま、笑われるのは慣れているので、まったく気にしませんが、いくつになっても、偉くなっても謙虚さは大事ですよね。

 

ってことで、本題です。

 

獣医師国家試験にもミスはつきもの。

 

一番怖いのはマークシートミスですが、それ以外にも読み間違い、おっちょこちょい、勘違いなどミスは誰にでも起こりえます。

 

でも、自分がミスすることがあるって、皆さんちゃんと認めていますか?

 

謙虚に受験してますか?

 

いつもミスしてないから、今度も大丈夫。

 

読み間違いなんてしたことないから、絶対大丈夫。

 

これらは典型的な過信=天狗ってやつですね。

 

ぜひ本番では謙虚な気持ちで受験しましょう。

 

そして、自信がある問題であっても、謙虚に見直しをちゃんとしましょうね。