サッカーの日本代表が、パラグアイに4対2で勝ちました。
サッカーは正直、詳しくないんですが、試合前と試合後をみてて、色々気になることがありました。
戦前、日本代表は連敗し、得点も取れなかったようで、これではダメだ、弱すぎる、といった論調の記事がたくさんありました。
サッカー関係の解説者や評論家(?)も、そしてファンの多くも、パラグアイに勝てるわけないって感じで試合を迎えたようですが、結果は日本の勝利だったわけです。
最近では、大リーグの大谷選手も同じような流れでしたね。
開幕前は大リーグでは通用しない、ダメだという論調の記事が占め、記憶の限り「大谷選手は開幕したら大活躍するから、心配ない、大丈夫」なんて言っていた解説者、評論家、マスコミは皆無でした。
人間って、成長する生き物なんですよね。
赤ちゃんは最初は歩けず、何度も立ち上がっては転び、歩いては転び、試行錯誤を繰り返しながら、時には大泣きして、歩けるようになります。
転びもせず、失敗もせず、最初から歩ける赤ちゃんなんていませんし、いたらチョットこわいですね。
また転ぶ赤ちゃんを見て、この子はダメだ、歩けないなんていう大人がいたら、こっちもドン引きです。
上の段階に行くために、試行錯誤し、成長しようと努力している人たちがいて、その過程で失敗したら、もうダメってなぜ決めつけちゃうのでしょうか?
専門家だから、よくそのスポーツを知っているから、変に屁理屈こねて考え、誤った判断をしちゃうと思うのですが、どんなスポーツであれ、練習をする限り、うまくなる余地と可能性は常に存在するはずです。
勉強も同じですよね。
最初は成績が悪くとも、試行錯誤しながら勉強し、途中で模試の成績が悪くともあきらめず、成長しようと努力すれば、必ず花開くと思うのです。
サッカー日本代表と大谷選手からは、たくさんのことを学べると思います。
誰に何と言われようと自分を信じて練習すること、決してあきらめないこと、結果が出なくても焦らないこと、これらはいずれも勉強でも必須のものだと思います。
私も教職にいるので、常に気をつけなきゃと思います。
どんな学生も成績があがる余地と可能性があること、努力してコツコツ勉強している人間を否定してはいけないこと、最初から決めつけないことは大事ですね。
あっ、でも努力しない、勉強しない人はダメ出ししますよ。
結果が出ていないのにサッカー日本代表や大谷選手が夜な夜な飲み歩き、練習しないって場合は、当然ですがダメですよね(笑)。
何も努力していないのに、根拠なく自分には可能性と成長する余地があると思うのは勝手ですが、何も成し遂げることはないでしょう。
行動しない限り、可能性はありません。
成績が悪い時、思ったように結果が出ないときは、それでも結果を出したスポーツ選手を思い出し、勉強しましょう!
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