さあ、いよいよ令和の始まりですね。
そして令和の最初の国家試験は第71回獣医師国家試験となります。
その合格者は令和で獣医師になった第一号ってことになりますかね。
さて、先ほど令和の始まりと同時に(狙っていましたが)、休みもとらずに仕事を頑張ったので第70回獣医師国家試験の学説AとBの159問のVシステムへの搭載が終わりました。
現在は、Vシステムをご利用中の皆様は利用可能となっておりますので、ぜひご活用ください!!!
ちなみに手前味噌ですが、解説はなかなかだと思いますよ。
多すぎもせず、少なすぎもせず、ポイントを抑えたシンプルかつ覚えやすい解説になったかなと思います。
さて、第70回学説を振り返ってみて気づいたことをいくつか。
まず過去問の必須と学説の類似問題がかなり多くみられました。
ほとんど同じで少しいじくった程度の問題が例年より多かったので、Vシステムや楽々で過去問をやり込んでいた学生さんは楽勝だったことでしょう。
また同じ学説問題内で、同じような知識を問う問題が出題されるという、あまりよろしくない傾向がみられました。
例えばワクチンがらみで類似問題が何問も出題されますと、ワクチンの知識が得意な学生は点が取れ、ワクチンの知識が苦手な学生は点数を大幅に落とすことになります。
そんなの勉強しないやつが悪いんだという意見はありますが、これは受験生の問題ではなく、試験問題作成側の問題です。
試験問題を作成する側としては、偏った知識の学生を合格させるのではなく、まんべんなく出題して、学生の能力をより正確に評価する努力をすべきなのです。
作問者は悪くないので、おそらく事務方の農水省の事務能力と、最終的に問題を精査した人間の怠慢だと思います。
ここからは宣伝になりますので、お読みにならなくても結構です。
国試研の全国模試、学習グッズ、Vシステムと楽々をすべて活用していれば、はっきり言って簡単な問題ばかりでした(6割以上はとれます)。
もちろん難問もありましたが、全体的には普通の問題で、大事なところがちゃんと出題されています。
第71回獣医師国家試験も基本的なところの正答率が高ければ、合格できる試験になると思いますので、受験生は参考にしてください。
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