すっかり季節は春めいて、外を散歩したくなるような陽気ですが、ここは我慢です。
自宅で、国試研の学習システムを使って勉強に励みましょう(笑)。
さて、大変遅くなりましたが(といっても約1ヵ月ですが)、2020年2月実施の第71回獣医師国家試験の学説160問のVシステムへの搭載が終わりました。
これで必須50問、学説160問のすべての搭載が約1ヵ月かかりましたが、終わったわけです(一安心)。
毎年ですが、どこよりも解説ははやく、一番乗りです(笑)。
学説問題の解説を搭載していく中で、いくつか感じたことがありましたので、第72回獣医師国家試験を受験する皆さんは参考にしてください。
全体的にみて、変な(というか奇をてらった)問題は少ないです。
要は、きちんと獣医師になるために必要な知識がちりばめられているな、という感触です。
少し問題内容が偏ったなあ、というのはありましたが、許容範囲で、第70回と同じような感じですね。
受験生の皆さんはわからないでしょうが、国試研では第58回獣医師国家試験から今までの全過去問をデータ化していますので、キーワード検索をすると、そのキーワードを使った問題が瞬時にリストアップされます。
だから、わかるのですが、学説問題のほとんどは過去問の学説と必須のいじくりまわした問題がほとんどです。
第71回の学説問題では、今までの問題の選択肢の一部を使っただけの問題だったり、ほとんど類似という問題も散見されました。
あくまでも予想ですが、第72回獣医師国家試験も、第71回と同じような難易度になると思いますので、やはりカギは過去問が握っていると思います。
過去問の正誤で一喜一憂するのではなく、選択肢の内容すべての正誤を確認し、次はこういった問題が出るのではと予想して勉強しましょう。
ここからは宣伝なので、読みたくない方は結構です。
第71回獣医師国家試験の過去問、ズバリ的中している問題が何問かありましたね。
ほぼ完璧的中は豚の尾かじり。
馬と迷ったのですが、豚にして正解。
と、このように、直前の第14回国試研全国模試の予想問題から、類似問題が結構出てました。
なんで、話題にならないのかなあ(笑)、というほど当たっているんですけど、現役生なんかは未だに母校の予想問題の方が当たると思っている人が多くて困ります。
国試研では10年以上、全国模試を行ってきています。
もちろん全問題、毎回新しい問題です。
なのに、受験生の平均得点は、毎回ほぼ同じで、バランスが取れています。
これこそが、国試研が問題の難易度、何が重要で、何が重要でないのかを知っている証明です。
大学の卒業試験・・・難易度めちゃくちゃじゃないですか?
大学作成の模試・・・平均点ぐちゃぐちゃじゃないですか?
すでに第71回の必須と過去問をチェックした時点で、第72回獣医師国家試験の予想問題がいくつか浮かんでいます。
たぶん、当たるでしょう。
それにしても、なんで全国模試、もっと受験しないのかなあ???
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